北千住の映画館~シネマ ブルースタジオ~
Done is better than perfect.(完璧を目指すよりも、まずは終わらせろ。)
http://www.digihows.com/entry/mark-zuckerberg-meigen
先日、北千住にある東京芸術センターの中にあるシネマブルースタジオで「ロゼンタ」35㎜フィルムで上映を鑑賞してきました。初めて、フィルム映画を見ました。
目次
ブルースタジオとは
東京芸術センターの2階にある、映画スタジオ形式の映画館です。
移動客席220席、スタッキングチェア73席、車椅子スペース1席、合計274席あります。
35㎜映写機2台、音響は6.1チャンネルドルビーステレオデジタルサラウンドEXを使用。
料金:1000円/回
回数券:6000円/8回、10000円/15回
チケット・回数券は一階にある券売機で購入できます。
上映開始の20分前から開場し、開始後10分を経過した後の入場はできません。
全席自由席です!!!
アクセス
所在地:〒120-0034 東京都足立区千住1-4-1東京芸術センター2階
電車でのアクセス
ブルースタジオの感想
思っていたより簡易的な感じを受けました。体育館にスクリーン張って、スピーカーおいて上映しているような感じでした。
私はこの映画館で一番困ったことは椅子です。背もたれがめちゃくちゃ低かったです。映画を見ているとき何度も首が痛くなってしまいました。もう少し高いと最高でした。
映画館内で飲食が禁止なのも結構大変でした。映画を見ているとどうしてものどが渇いてしまうので、飲み物を飲みたかってです。
北千住から行ったのですが、意外を道がわかりにくく時間がかかってしまいました。行くときは時間に余裕をもっていってください。
ロゼッタについて
概要
キャンプ場のトレーラーハウスでアルコール中毒の母親と暮らすロゼッタ(エミリー・デュケンヌ)は、働いていた工場から突然解雇された。暴れる彼女を警備員がつまみ出す。バスに乗り、いつものように秘密の入り口からキャンプ場に入る。家ではロゼッタに隠れて酒を飲み、男を連れ込む母親といつも喧嘩に。ロゼッタも持病の腹痛に悩まされており、管理人に隠れてキャンプ場の中の池で釣りをする。再び街へ出たロゼッタは母親が繕い直した古着を売るが大した金にはならず、役所に届け出た休職届も受け取ってもらえない。いつも立ち寄るワッフルスタンドで、新顔の店員リケ(ファブリツィオ・ロンギオーヌ)と知り合ったロゼッタ。リケは何かと彼女によくしてくれるが、トレーラーに住んでいることを知られたくないロゼッタは、仕事の空きを知らせに来たリケに殴りかかる。ワッフルスタンドで働き始めたロゼッタだが社長はすぐに自分の息子に仕事を渡してしまい、ロゼッタはまたしても職を失う。リケは彼女に自分がこっそり作っているワッフルを売ることを勧めるが、仕事が欲しいロゼッタはそのことを社長に告げ口する。問いつめるリケにロゼッタは仕事のためと素っ気なく答える。だが、家に戻り泥酔して眠り込む母親を見た彼女は、社長に電話し仕事を辞めることを伝える。そのことを知らないリケはキャンプ場にやってきて彼女を追い回す。何もかもうまくいかず、倒れ込み泣き出すロゼッタ。リケはロゼッタを黙って抱き起こすのだった。
ロゼッタの感想
この映画で思ったことは
・社会底辺で生きていくとこの大変さ
・苦渋の決断による、心の変化
です。
ロゼッタはどうしようもない母親がいて、頼りにならなく、生きていくには自分が頑張らなくてはなりませんでした。洋服を売り、職を死に物狂いで探し、魚を自分で仕掛けを用いて取ったり。最後には、母親とガスで自殺しようとするも、ガスさえ尽きてしまい、死ぬこともできない。生きていく大変さを感じるとともに、自由があまりにもない、環境だと感じました。
ロゼッタはどうしても職が欲しいが故、リケが不正をしていることを社長に告げ口し、空いたポストを獲得する。しかし、ロゼッタにはこの影響で心に深い傷を負ってしまったと感じました。嫌気がさして、親と心中を図るが失敗する。ロゼッタには良心があり、どうしてもリケを裏切ったことが許せなく、さらにどうしようもない母親を見て心が折れてしまったと感じました。
心についてよく考えされられる作品でした。
キャスト
エミリー・ドゥケンヌ(ロゼッタ)
1981年8月29日生まれ ベルギーエノー州ベルサイユ出身
ベルギーの女優
2001年の「ジェヴォーダンの獣」で世界的に有名になった。
ロゼッタでも可愛いかったですが、大人になってもめちゃくちゃ可愛くてきれいですね!!